ルート225 (新潮文庫)

ルート225 (新潮文庫)

主人公の女の子の性格がひねくれすぎていて正直読むのがつらかった。
おそらく、リアルによく書けているからこそ、だ。
不器用な愛情の発露を表現してるにしては、不快すぎる。
志村貴子の表紙がなかったら読み通せなかったかもしれない。
ただ、どこか放り出されたようなエンディングは、少し時間が経ってみるとわるくない。