好き。ずっと前に一巻を読んで面白い漫画だという印象を持ってそれきりだったけれど、最終巻まで読んだ。
青春の鬱屈さもそれを突き破るカタルシスも両方きちんと感じさせてくれた。
まあ、女の子がいきなり主人公に恋愛感情を抱いたり、91年という設定ながらスカートの丈が短かったり、といったところで違和感がないわけではないけれど、それは必要な読者サービス。作者の自覚とは裏腹に女の子は可愛いし。
また、二巻の終わりにある原作者の原田宗理のコメントも、前のめりの力が漲っていて良かった。