恋する音楽小説 (講談社文庫)

恋する音楽小説 (講談社文庫)

ああ、好きだと思う。リズムのある口語体が、とても読みやすい。のだけれど、読み終わってしまうのが惜しくて、慈しむように読んだ。
この物語が放送されていたラジオを聴いていて、古本屋で見かけてすぐに購入を決めた。ちっともラジオ番組の内容は覚えていなかったのだけれど、魅力的な別世界を覗いたような気分は覚えている。
ベルリオーズシューマンフランス革命の話が哀しくお気に入り。