読書

レイモンド・カーヴァー「出かけるって女たちに言ってくるよ」 「大聖堂」

ぼくが電話をかけている場所 (中公文庫) 作者: レイモンド・カーヴァー,村上春樹 出版社/メーカー: 中央公論社 発売日: 1986/01 メディア: 文庫 クリック: 11回 この商品を含むブログ (21件) を見る 少しずつ、このレイモンド・カーヴァーを村上春樹が翻訳し…

失はれる物語 (角川文庫)作者: 乙一出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2006/06/01メディア: 文庫購入: 9人 クリック: 77回この商品を含むブログ (249件) を見るどの話もぐいぐいと読ませる。心に残るものだってある。だけれど、この本が訴えかけるだろう世代…

昨日から今日にかけて読み終えた本。熊の敷石 (講談社文庫)作者: 堀江敏幸出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/02/13メディア: 文庫 クリック: 13回この商品を含むブログ (89件) を見る幾重にも重ねられた層の奥に、なにか核心めいたものがある。その核心と…

動物農場 (角川文庫)作者: ジョージ・オーウェル,George Orwell,高畠文夫出版社/メーカー: 角川書店発売日: 1995/05/01メディア: 文庫購入: 14人 クリック: 109回この商品を含むブログ (125件) を見る『1984』(ペンギンブックスで読んだ)に続く、オーウェル…

恋する音楽小説 (講談社文庫)作者: 阿川佐和子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2005/06/30メディア: 単行本この商品を含むブログ (6件) を見るああ、好きだと思う。リズムのある口語体が、とても読みやすい。のだけれど、読み終わってしまうのが惜しくて、慈…

若い読者のための短編小説案内 (文春文庫)作者: 村上春樹出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2004/10/01メディア: 文庫購入: 9人 クリック: 49回この商品を含むブログ (120件) を見る・村上春樹といえば、自著については作品と作家の不連続性を強調する傾向が…

ぼくが電話をかけている場所作者: レイモンド・カーヴァー,村上春樹出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 1983/07メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (6件) を見る訳者の村上春樹は、カーヴァーの小説の本質を「無意識下の意外性」と素晴…

大学の図書館から借りてきた『方法序説を読む』を読んでいたら、誤植に鉛筆で訂正が入っていた。ちょっといい話。

孤独について―生きるのが困難な人々へ (文春新書)作者: 中島義道出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 1998/10メディア: 新書購入: 4人 クリック: 42回この商品を含むブログ (63件) を見る・息抜きの読書だったのだけれど、響いた。ああ、この人は私と似てるな…

デカルト『方法序説』を読む (岩波セミナーブックス)作者: 谷川多佳子出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2002/06/21メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 25回この商品を含むブログ (6件) を見る・デカルトの方法序説の面白さが分かってきた。たしかに方法序…