日記

COCCOのライブへ行く。あまりにも思い入れがありすぎて、彼女の音楽についてうまく語れる気がしないし、語ろうとする気もおきない。あのころ彼女の音楽に自己を同一化していた。うまく距離をとろうとして、ずいぶん長い間、聴こうとしなかった。いや、違うな…

小手指で一晩を明かす。小さくて静かな街だった。

おとといあたりから廃人のような毎日を送っていた。M社の一日限りのインターンシップへ行く。参加型の説明会のようなものだった。終わった後、同じグループの人たちとお茶を飲む。少し若いみんなは、きちんとし大学生活を送っているなあと思った。自分はどう…

午後から学校へ。警備室へ落とした財布を取りに行く。その近くには生協書店があるので、吸い寄せられるように入る。散々悩んだ後、ハンナ・アーレントの「暗い時代の人々」を買う。このところ20世紀前半に、魅かれている。論文のテーマにしようかと、ちょっ…

一日快晴。ふと体を動かしたくなって、ジョギングをしようと思い立つ。Tシャツとナイロンのジャージに着替え、玄関に向かったのだけれども、ランニングシューズが見つからず、ちょっと探したあと引越しのときに捨てたことを思い出す。今の今まで忘れていたこ…

ねずみ色のスーツを着るにはあまりにも暑すぎる季節なのだが、クールビズな服も持っていないしましてや私服ではとても許されないので、素肌の上からワイシャツを着てジャケットをはおる。そのまま一日が過ぎる。いま、そのワイシャツは一日中歩き回った私の…

花火。疲労。眠気。

研究室の飲みへ行く。なぜか学校から離れた四ツ谷の飲み屋だった。久しぶりによく飲む。 いい感じにはしゃげる人たちが、うらやましいと思う。なんだか皮肉めいた言い方だけれど、率直にそう思う。「はしゃぎ方」をスキルと割り切って、それを学んで発揮する…

自転車を盗まれて非常に憂鬱である。これは最近の不幸の一端でしかなくって、実は昨日は財布とかぎを失くした。 昨日、研究室のアルバイトをしたあと、なんとなくすぐに帰らなかったのが悪かった。生協の本屋に行った。迷いながら学生証もないしと何も買わな…

低調な一日だったのだけれど本が少し読めたのは良かった。